みなさんは引越しされた事ってありますか? 「転勤族なので引越しには慣れています」と言う方もおられるかと思いますが、家を建てたり、マンションを購入したりして「人生初めての引越しです」と言う方もおられるかと思います。
引越しするとなると、まず最初に気になるのが引越し業者の手配ですが、実は引越しって「家族が住む場所を移動する」ことに伴い、様々な手続きが必要になってきます。
今回は引越しした時に「うっかり」忘れてしまいがちな大切な手続きについてお届けします。
引越し後の手続き
引越し後に必ずやって戴きたいのが各種届けの住所変更です。仕事やプライベートでお付き合いのある人達には転居通知ハガキを出すか、年賀状を出す時に「引越ししました」と一言付け加えるかすると思うのですが、公的な機関への手続きも忘れないようにしたいものです。
電話の住所変更
電話と言っても固定電話の場合、引越しする時に住所変更は「せざるを得ない」状況かと思います。
問題なのは携帯電話。携帯電話の通知はアプリで管理している方も多いかと思いますが、大切なお知らせの場合は書面が送られてくる事があります。手続き自体は簡単なので、出来るだけ早く住所変更の届けをして戴きたいと思います。
銀行・郵便局住所変更
最近は銀行や郵便局と言っても、ほとんどの方がATMを利用していて窓口に出向く機会が減っているかと思います。「キャッシュカードと口座さえあれば問題ないでしょ?」と思っておられる方も多そうですが、実はそうとも言い切れないんです。
たとえば銀行が合併したり、支店が無くなったりすることもあるかと思います。その場合はたいてい封書でお知らせが届くかと思うのでずか、住所が変わっていると届かない可能性があります。定期預金の満期の通知なんかもありますよね。
銀行・郵便局への住所変更届は引越しのドタバタが落ち着いたらすぐに行ってください。
保険の住所変更
これは銀行・郵便局以上に需要になってきます。と言うのも、何かあって「保険を使おう」となった場合、住所が違っていることによって保険金がすぐに支払われないケースがあるからです。もちろん支払われない訳ではないのですが、アテにしていたお金がすぐに手に入らないのは厳しいですよね。
生命保険もそうですが、家財保険や自動車の任意保険も同様です。保険は「万が一」の時のためのものですから、くれぐれも変更漏れがないように気をつけてください。
免許証の住所変更
免許証って身分証明書として使ったおられる方は多いかと思います。例えばレンタルビデオの会員になる時とか、スポーツクラブ等の習い事の会員になる時とか。
ですが住所変更をしていないと、肝心な時に身分証明書として使う事が出来ません。申込書類と免許証の内容が違っていると、入会・継続が出来ないかも知れません。
新しい自治体に転入届を提出したら、すぐに変更手続きをしてください。
色々な手続きの場面で身分証明代わりになる免許証。これの住所変更を怠っていると、肝心な時に身分証明として機能しません。転入の手続きが済んだらすぐに住所変更の手続きをしておきましょう。
自転車の防犯登録
これも意外と忘れがちです。これは都道府県ごとに管轄が変わるので、もし同じ都道府県での引越しの場合、防犯登録を改める必要はありませんが、都道府県が変わる場合は新しい住所の警察署に相談してみてください。
まとめ
引越しって本当に面倒臭いことだらけですよね。私自身、書いているだけでもウンザリしてしまいました。ついつい「面倒臭い、そのうちやろう」って事になりがちですが、本当は面倒臭い事ほど早くしてしまった方がいいんですよね。
何かの時に困ることのないよう、引越し後にしておく必要のある手続きは出来るだけ早く済ませて戴きたいと思います。
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