お葬式は急にやって来るものです。
いつ何があっても大丈夫なように喪服は常に用意しておくのが理想ですが、妊娠等で体型が変わってしまったりする事もあるかと思います。


急なお葬式に喪服が必要な場合、レンタルと言う選択肢があります。
今回は喪服のレンタルについてお届けします。
喪服のレンタルも色々あります
目次
喪服は葬儀社、貸衣装店、ネットサービスでレンタルする事が出来ます。
葬儀社や貸衣装店の場合は試着も出来ますし、当日の受け取りが可能です。
ネットサービスの場合、郵送する時間が掛かりますし試着が出来ませんが、葬儀社や貸衣装店よりも安価でレンタルする事が出来ます。
喪服のレンタルは「あの人レンタルだ」とバレる言う噂
年配の方だと「喪服のレンタルなんて恥ずかしい」おっしゃる方が多いようです。
その理由は「喪服のレンタルは、レンタルだと周囲にバレる」と言うところにあります。
実は喪服と言ってもレンタルだとバレるのは「着物」に限られます。
着物の場合、喪服には家紋が入るのですが普通は自分の家の家紋を入れます。しかし、レンタルの場合家紋を入れる事が出来ないため「五三の桐」という通紋(どの家でも使って良い一般的な紋)を入れる事になります。レンタカーの「わ」ナンバーと同じだと考えてください。
そのため「五三の桐」の家紋を着た人がいると「あ。あの人、レンタル着てる」となる訳です。
洋服の場合はレンタルかどうかなんて、パッと見だけでは分かりません。


急な葬儀の場合は葬儀社か貸衣装店で。
どうしても急ぎで入用の場合は葬儀社か貸衣装店でレンタルする事をオススメします。
葬儀社は時間に融通がききますが、貸衣装店よりも割高です。
また貸衣装店は葬儀社よりも安くレンタル出来ますが、営業時間は一般的な販売店と同じなので場合によっては間に合わないかも。
喪服レンタルをしている貸衣装店
マタニティ子供喪服レンタルH&H
礼服喪服レンタルのやました
晴れ着の丸昌
衣装屋さんサーチ

時間に余裕がある時はネットサービスがお得
葬儀まで数日時間がある場合や、法事などで喪服が必要な場合はネットサービスを利用するものも良いかと思います。
最短1日で届くサービスもあります
ネットサービスは葬儀までに2日以上余裕があり、費用を安く抑えたい方にお勧めです。
ただし、あくまでも最短1日で届くというもので、場合によっては1週間程度見ておく必要があります。
以下、代表的なネットサービスをご紹介します。
喪服のネットレンタル
レンタルのやました
イオンのお葬式
大成祭典
喪服レンタルの相場
レンタル費用は服装や期間、素材、小物を含んだセット内容によって変わります。
2泊3日でレンタルした場合の費用相場です
ブラックスーツなどの準礼装 | 6,000円~10,000円 |
和装 | 15,000円~25,000円 |


喪服レンタルの申し込みから返却までの流れ
喪服レンタルの申込から返却までの流れ
電話やネットで衣装の在庫と受取日時の確認
↓
申し込みと代金支払
↓
衣装の受け取り
↓
当日に衣装を着用
↓
衣装の返却
衣装の汚れや破損、返却日延滞は別料金を請求されるので要注意
注意ポイント
レンタルの場合、衣装を汚したり破損してしまった場合別途料金を請求される場合があります。汚れても別途料金がかからない業者もあるようなので、事前に確認してください。
喪服は常に手元にある事が理想ですが、体型の変化があったり成長期のお子さんだったりする場合はレンタルの方がお得なケースもあります。
急に喪服が必要になった場合、レンタルも選択肢の1つとして検討してみてはいかがでしょうか?
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