以前『お見合いする事になったんだけど「釣書」「身上書」って何?』と言う記事で釣書(身上書)についてご説明しましたが、今回は詳しい内容についてお届けします。
釣書(身上書)はお見合いの場における履歴書のようなものなのですが、お見合いをする前に仲人さんを通して交換します。
「履歴書のようなもの」言っても履歴書とは少し様式が違ってきます。


身上書(釣書)の書き方
身上書には何に書いたら良いのでしょうか?
釣書(身上書)は履歴書のようなもの…と書きましたが、履歴書のように印刷されたフォーマットがある訳ではありません。
和紙に筆書きで…なんて時代もあったようですが、一般的な白い便箋で大丈夫です。
釣書(身上書)を入れる封筒も市販の物でOK。縦書きが基本ですが、堅苦しくない感じのお見合いの場合は横書きでも問題ありません。
釣書(身上書)の書き方については、土地柄やローカルルールのようなものもあるかと思うので、見合いを持ってきてくれたお仲人さんにひと言聞いてみると良いかと思います。
もし聞けない場合は無難に縦書きをオススメします。
「どうしても無理」と言う場合は専門の代筆屋さんに頼む人もいるようです。


釣書(身上書)に必要な項目
身上書(釣書)に絶対書いておきたい項目についてご説明します。
【自分の氏名と生年月日】
【本籍、現住所】
「おばあちゃんが今でも◯◯県に住んでいて」などと、話のキッカケになることも。
【学歴】
大学等は学部も書いてください。
【職歴】
転職している方は、その理由(キャリアアップのための転職、会社の業績不振等)を書いておくとお相手が安心されるかと思います。
転職回数の多い方は最終職歴のみを書いて、お相手にはちゃんと口で説明しましょう。
(ここは大切なところです、誤魔化してしまうと後々が大変!)
【趣味】
お見合いすることになった場合話のキッカケになりますし、あなたの人となりも分かります。
【特技・資格】
資格マニアの方は、必要そうなものだけピックアップしてください。
【家族の欄(親族書)】
親や兄弟の、氏名、生年月日、職業などを書きます。
同居家族だけでなく、結婚した家族のことも少し書いておいても良いでしょう。
結婚したら親戚になる訳ですから、ここも案外重要です。
- 両親の情報 氏名、生年月日、住所、勤務先
- 兄弟姉妹、同居家族の情報
- 既に兄弟が結婚されている場合は、義兄・義姉等の情報
身上書(釣書)には写真を添えます
身上書にはスナップ写真が必要です。
それこそ昔のドラマだと、女性は写真館で撮った振り袖姿の写真などが出てきますが、最近はスナップ写真を使うのが一般的です。
もちろん自分1人で写っている物を選んでください。
釣書(身上書)に添える写真については別記事の『釣書(身上書)用の写真。どんな写真がいいのかな?』で詳しく解説しているので参考なさってください。
まとめ
身上書(釣書)は自分をを相手にアピールする貴重な資料です。
身上書(釣書)は自分の分身のようなもの。
お相手に「会ってみたいな」と思ってもらえるよう、出来るだけ丁寧に、かつ正直に作ってくださいね。
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