お見合いで使う釣書(身上書)って、お見合いをしない限りは目にする機会も無いかと思います。
釣書(身上書)の具体的な書き方については『釣書(身上書)の具体的な書き方教えます。』で詳しくご説明させて戴きましたが、もう少し掘り下げで考えていきます。
最近「釣書 書き方 横書」などのキーワードで検索から来られる方がたくさんおられます。
そう言えば釣書(身上書)って、なんとなく縦書きかと思っていました。

実際、釣書(身上書)の形式を調べてみると、ほとんどのサイトでい縦書の見本が出てきます。
そして、お相手からお預かりする釣書(身上書)縦書の方が圧倒的に多いのが現状です。
私自身がお見合いのお世話させて戴いた方の場合、ほとんどの方が縦書きで、横書きの釣書(身上書)は数回しか見ていません。


身上書(釣書)は縦書か? 横書きか?

身上書(釣書)はビジネス文書ではありません。
身上書(釣書)の正式な形式はあってないようなもの。身上書(釣書)の目的は紙の上で自分の自己紹介をすることです。
ですから身上書(釣書)は形式以前に「正しく書かれているか」とか「読みやすく書かれているか」が重要になってきます。
丁寧な字で誠実に書かれている釣書であれば横書きでも問題ないかと思います。
実際のところ横書きの身上書(釣書)を出したからと言ってNGを出される方は少ないかと思います。
むしろ、身上書(釣書)が横書きだと言う理由でNGを出してくる方(ご家族)とのお付き合いは正直遠慮したいな…と言うところもあります。



当人同士だけが読む訳ではない
ただ気になるのは釣書(身上書)はお相手の方やご両親だけでなく、場合によっては祖父母等、年配のご家族が目を通す可能性があります。
お相手のご家族にキッチリとした印象を持ってもらいたい…と考えるなら、釣書(身上書)は横書きよりも縦書で書くことをオススメします。
最近はお見合いも様々ですから、形式的に釣書(身上書)を交わして当人同士だけで合う……なんてカジュアルな形のお見合いの場合は横書きでも問題ありません。
ただ、昔風のカッチリしたお見合いの場合は縦書で書いた方が無難です。


まとめ
釣書の形式は縦書か横書きかと言う問題は「履歴書は手書きかPCか」と言う程度のことだと思ってください。
ちなみに履歴書の場合は「手書きだろうが、PCだろうが採用には関係ない」と回答されている企業が多いようです。
お見合いの釣書(身上書)の場合も同じです。
釣書(身上書)が横書だから上手くまとまらない……なんて事はありません。
そんな些細な事が引っかかってまとまらない縁談は、どの道まとまりっこ無いのです。
もし、どうしても縦書に馴染めない方は横書きで書いてみてはいかがでしょうか?
- 誠実に書けているか?
- 誤字脱字は無いか?
- キッチリと丁寧に書けているか?
大切なポイントさえ押さえていれば、釣書(身上書)が縦書きであっても、横書きであっても問題ありません。
釣書(身上書)を書く時は落ち着いた気持ちで、丁寧に記入なさってくださいね。