お見合いの場合、お見合いの話が持ち込まれて釣書を交わした後、お互いに「ちょっといいかも」と思えば、やっとお見合いの本番です。
場所はホテルの喫茶室やレストラン、あるいは御仲人さんの自宅……など、その時に応じて違ってきますが、テレビドラマで観るような「いかにも…って感じの料亭」で着物を着るようなお見合いは現代では滅多にありません。
今回は現代のお見合当日の流れについてお届けします。


お見合い当日の流れ


お見合い当日のザックリとした流れはこんな感じです。
お見合い当日の流れ
- どこかの店で顔合わせ
- 仲人から互いを紹介
- 仲人を交えての会話
- 店を出て2人でデート
- 夕方頃解散
お見合い当日の服装
当日の服装ですが、男性はスーツ着用。女性はワンピースや柔らかい印象のスーツやワンピース等が一般的です。
コンパや飲み会よりは改まった感じで、結婚式の披露宴ほど頑張り過ぎない……ってところでしょうか。
お相手のご家族が同席される事もあるので流行を追った服装よりも年配の方が好まれる無難路線の方が良いように思います。
いくら男性ウケしそうだと言っても露出度の高い服装はNG。

お洒落過ぎず真面目過ぎずがポイントです。


お見合いスタート!
お見合い席ではまず御仲人さんにお互いを紹介してもらい、御仲人さんも交えての会話がスタートします。
お仲人さんがいる間はお仲人さん任せで大丈夫です。
少し緊張がほぐれてきたところで「あとは若い人で…」なんて言われて2人きりのデートへ。
「初対面の相手といきなりデートするのってどうなの?」って感じではありますが、大人同士ですからスマートにいきたいものです。


お見合いは初対面の人間同士のデート
どこへ行くかは男性が考えてくれているケースが多いと思いますが、もし「行きたいところはありませんか?」と聞かれた時のために、女性もある程度考えておいた方が良いかと思います。
もし男性が草食系で頼りないようならリードしちゃってOKです。

お見合いも出会いの1つに過ぎません。
ここからはお見合いをする当事者2人の問題です。
デートが盛り上がればラッキーですが、場合によっては、気づまりな時間を過ごすこともあるかと思います。こればかりは蓋を開けてみるまで分かりません。



返事はお仲人さんに
お付き合いをするかどうかのお返事はお相手の男性ではなく、デートの後で御仲人さんに報告します。
この段階で互いに「OK」が出ればお見合い成立です。
しかし、デートが盛り上がって「これからもよろしく」的な流れになるかも知れません。
ただし、この場合もお仲人さんへの報告は必要です。


お見合いの場合「OKしたら結婚しなくちゃいけない」と言うイメージがあるかも知りませんが、あくまでも出会いの場ですから実際に「結婚」するかどうかは、また別の話です。
必要以上に気負うことなく、安心してお見合いに挑んで戴きたいと思います。