「結婚したい」と言う意志をもってお見合いに挑んだとしても、お相手が好きになれずお断りしたい…なんて事はお見合いあるあるです。
お見合いは一般的な婚活(合コンとか婚活パーティーとか)以上に「結婚を前提としたお付き合い」の色が濃いため、真面目に考えれば考えるほど、キッパリとお断りしなければならない場合があります。
ただ、「キッパリ」がなかなか切り出せない事もあるかと思います。


以前『お見合いのお断り例文集。具体例をご紹介します。』と言う記事でも書きましたが、お見合いを何度もセッティングしている仲人さんだと、お断りをするのにあれこれ理由を言わなくても「分かりました」と察してくれる事が多いかと思います。
お見合い相手を断りたいのに断れない
ある程度、お見合いをまとめた経験のある仲人さんの場合、断られることに慣れているかと思います。
厄介なのはお見合い慣れしていない仲人さんの場合です。
特に会社の上司から持ち込まれたお見合いだったり、お見合いをした相手が仲人さんの身内だったりする場合は、なかなか引き下がってくれないケースがあります。
会社の上司や親戚などから持ち込まれたお見合いをお断りするのが大変だって事は、筆者も自分の経験上よく分かります。
場合によっては誠心誠意お断りしたい理由を説明したとしても「もう1度だけ会ってみない?」などと、強引に推してくる事もあるでしょう。


「もう1度会ったところで変わるわけないし!」と思うものの、相手を否定するのって難しいんですよね。
どうやって対処するか?
もし、仲人さんが強引に押してきた場合、20代の女性の場合は自分の親を通してお断りすることをオススメしますが、30代以降の女性の場合は大人の対応をして戴きたいと思います。


気が進まないのは分かりますが、よく考えてみてください。
デートしたからって取って食われる訳じゃないんです。
「これも経験のうち」と割り切って1回だけデートしてみてください。
そのうえで「お話していても盛り上がりませんでしたし、やっぱり無理だと感じたので申し訳ありません」とお断りしてみてください。
大切なのは「とりあえず仲人さんの顔を立てる」と言うことです。

そこまでしてお見合いする必要ってある?
正直なところ「こんな嫌な思いをするならお見合いなんて2度としたくない」と思われるかも知れません。
ですが、ちょっと考えてみてみてください。
この経験ががお見合いではなく恋愛だったらどうでしょう?
上手くいかない恋愛なんて全然珍しくないですよね。お見合いだって同じです。
たった1度のお見合いで結婚が決まる人もいますが、何10回とお見合いをしても結婚出来ない人もいます。
仲人さんとのめぐり合わせも同じです。あまり深く考えずに「今回はハズレだったな」くらいの気持ちで軽く受け流していってください。


まとめ

お見合いなんて断ったっていいんです。
もし御仲人さんが「どうしても」と言ってくるのてあれば、1度だけ顔を立ておけばそれで充分です。
面倒臭いことだとは思いますが、これも後々自分に返ってくることだ…と言い聞かせて、乗り切って戴きたいな…と思います。