夏本番。ジリジリと暑さが増してくる中「我が家はエアコン無しで頑張ってます」というお宅も多いのではないでしょうか?
エアコンを使わずに涼しく過ごすとなると、扇風機は心強い味方ですよね。
今回は扇風機の効果的な使い方についてお届けします。
扇風機の効果的な使い方7選
目次
扇風機はなんとなく付けているだけでも涼しくなるのですが、置き方によって、より効果的に部屋の温度を下げる事が出来ます。


扇風機を効率的に使うコツは室内の風邪流れを掴む事に隠されています。
1 涼しい空気を室内へ送り込む
外の気温が室温より低い場合、開けた窓の前に扇風機を置いて室内に向けて、外の涼しい風を送り込んでください。
ポイント
開ける窓は一か所だけでなく、出来ればあれば対角線上にある窓も開けると、効果的に風の流れを作る事ができます。


2 扇風機を窓の外へ向ける
アルミサッシ窓の場合、夏場は窓から入る熱が全体の70%と言われています。
ポイント
室内から窓に向かって風を外に出すように扇風機を置けば、外気が室内に入りにくくなって室内の温度を保つ事が出来ます。窓から入ってくる熱い空気を扇風機で追い出してください。
部屋の中が外よのも暑いということは外の暑さを溜め込んで空気の流れが悪くなっている状態になっています。
外の空気を取り込む事で、室内が涼しくなります。
簾や植物による緑のカーテン、遮熱・遮光カーテンなどと併用して、窓から入り込む熱を室内にこもらせずに上手に逃がしてください。


3 扇風機を天井に向ける
熱い空気は上に溜まり、冷たい空気は下に溜まります。
ポイント
暑い空気はいつまでも天井付近に滞留して部屋の平均気温を押し上げてしまいます。扇風機を上に向けて天井付近の空気を下とかき混ぜてください。
最初は部屋の空気がさらに暑くなるのですが、扇風機を天井に向けて気流が生まれてる事によって効果的に暑い空気を追い出すことができます。


4 押入れに溜まった熱を放出させる
扇風機で冷やしたお部屋がタンスや引き出しの奥に溜まっていた熱気で台無しになってしまうことがあります。
ポイント
窓とお部屋のタンスのトビラや引き出し、押入れの扉をを開け、そこに扇風機を“首振りモード”にして、お部屋中の空気をかきまわします。これでかなりの熱気を追い出します。


5 たらいに氷水をいれて扇風機の前に置く
これは気化熱を利用して涼しくする方法です。
ポイント
洗面器のような浅い容器に氷をいっぱいにして扇風機の前に置くいてみてください。氷の水分が蒸発する際の“気化熱”を利用して、より涼しい風を吹かせることができます。
霧吹きで扇風機に水を吹きかけてもOK。扇風機のカバーにリボン等をくくって、水で湿らせてみてください。


6 寝る時
ポイント
睡眠中の扇風機の上手な使い方は「身体に風を直接あてないこと」。扇風機の風を直接身体にあてるのは夏風邪の原因になります。
壁に向けて扇風機を使うと、部屋全体に風が行き渡って寝苦しくありません。


7 エアコンと併用する
エアコンの吹き出し口のルーバーを上向きにし冷風が上部を通るようにします。そして冷風が壁に当たり、床面に届いてる場所に扇風機を置きます。
ポイント
エアコンの冷気は、そのままだと床付近に溜まってしまいがちです。冷気が一番届いている床の部分に扇風機を置いて、冷気を部屋中に循環させると、効率よく部屋を冷やす事が出来ます。


8 私も試してみました!
我が家でも早速「扇風機の前に氷を置く」という方法を試してみました。
水と氷のおかげで、扇風機がちょっとした冷風機のような状態になり、かなり快適でした。
この夏は扇風機を効率よく活用して、少しでも涼しくお過ごしください。
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