お墓参りの基本的なマナー。手順、お供え、気をつけたいこと。

お墓参りは日頃の感謝を込めてご先祖様の霊を供養する事が目的とされています。

お墓参りはご先祖様や亡くなった故人と向き合うのですから、できることなら正しいマナーを知っておきたいものですよね。

今回はお墓参りの基本的なマナーについてお届けします。

お墓参りのマナー

お墓参りのタイミング

お墓参りは「この日に行かなければいけない」と言った明確な決まりはありません。

相談者

だけどお墓参り定番の日はありますよね？

知恵袋おばさん

確かに仏教的な行事に合わせてお墓参りをする人は多いわね

進学、就職、結婚といった人生の節目に近況報告のような形でお墓参りをするのも良いとされています。

お墓参りの意味と目的

お墓参りは先祖の冥福を祈る事が目的ですです。

相談者

だから人生の節目に行くと良いんですね

知恵袋おばさん

お墓参りの意味は次の世代にも伝えていきたいわね

お墓参りの服装

お掃除には動きやすい方が良いですし、故人を偲ぶのには普段着の方がしっくりくる…と言う方もおられます。しかし、どんな格好で訪れるかと言うことよりも、どんな気持ちで訪れるかの方がずっと大切です。

お墓参りに行く時間帯

お墓参りは掃除などのしやすい午前中、もしくは日中に行くのがいいでしょう。

相談者

そう言えばお墓参りはいつも午前中に行ってました

知恵袋おばさん

昔のお墓は足元が悪くて暗かったから危険を避けると言う意味もあったみたい

しかし、地域によってお盆の期間は夜にお参りをする習慣があのます。必ず日が暮れる前に行かなければならないということはありません。

知恵袋おばさん

長崎県では夜にお墓参りをする習慣があります

相談者

じゃあ夜のお墓参りが間違いって訳ではないんですね？

知恵袋おばさん

お墓参りの時間については地域の習慣に合わせてくださいね

お墓に到着したら

お墓に着いたら霊園管理者にあいさつをします。

普段故人の世話をしていただいているので感謝の気持ちを持って挨拶してください。

知恵袋おばさん

霊園によっては管理者が常駐していないのでケースバイケースでお願いします

寺院墓地であればお寺に着いたら、先ず本堂のご本尊をお参りし、ご住職に挨拶します。

お墓参りに準備しておきたいもの

※バケツやひしゃくなどは、霊園で貸してもらえますが、事前に調べておくとよいでしょう。

お墓参りの手順

１　墓地のお掃除

周りをほうきできれいに掃き、ゴミを拾いましょう。

汚れたり、コケの生えている墓石は、水をかけながらたわしで洗ってきれいにします。

線香台、水鉢、花立も歯ブラシなどで丁寧に洗います。

２　お供え・焼香

墓石に打ち水をし、花立に生花を添えて、水鉢に新しい水を注ぎます。

その後、故人の好物だった菓子や果物などをお供えし、ろうそくとお線香を手向けます。

３　墓石に水をかけ合掌

合掌礼拝の前に水桶からひしゃくで水をすくって、墓石にかけます。この時に墓石の下のほうに気持ち程度に水をかける方がいますが、たっぷり墓石の上から水をかけて下さい。

４　後始末はきっちりと

お参りがすめば、お供えの食べ物はその場でみんなでいただくか、持ち帰ります。

最近は故人の好物の形をしたロウソクで代用される方もおられるようです。

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帰り際にしておきたいこと

片付けが済んだら帰ります。

帰る前に際に確認して戴きたいポイントをご確認ください。

相談者

お墓にお酒をかける人もいるんですね

知恵袋おばさん

お酒をかけるのはマナー違反ではないけれど虫が集まってくるので帰る前に水で流す必要があるわね

まとめ

いかがでしょうか？

すでにご存知の事も多いかと思いますが、お墓参りに行かれる際の参考にして戴けると幸いです。

マナーを知った上で、気持ち良くお墓参りをなさってください。

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