お葬式を終え、遺骨を移動する場合、自家用車やタクシーを利用出来れば良いのですが、遠く晴れた場所に遺骨を持ち帰りたい、あるいは改葬やお墓の引越のため、遺骨を運びたいといったケースに遭遇する事もあるかと思います。
車やタクシーを利用せずに公共交通機関を使って遺骨を運びたい場合、どんな方法で運べば良いのか調べてみました。
公共交通機関(飛行機・電車・バス)で遺骨を運ぶ方法
遺骨を持って電車や新幹線、飛行機などの交通機関に乗ることは可能です。
飛行機の場合は搭乗し席に着いたら、一般の荷物と同様に収納しないといけないか、膝の上に置いて問題ないかなど、乗務員に確認しましょう。
安全上の問題などもあり希望通りにするには難しい場合もありますので、事前に確認しておくことがよろしいでしょう。
電車や新幹線で遺骨を運ぶ時の配慮
公共交通機関で遺骨を運ぶ場合、遺骨はサラシを巻いて首からさげて持つのが一般的です。
よく映画やドラマなどでそういう場面をご覧になった事もあるかと思います。しかし、公共の交通機関を利用する場合、周囲の人がギョッとしてしまうかも知れません。
また、視線が集まってしまうのも避けたいですよね。
サラシを巻いて首から下げるスタイルがNGと言う訳ではありませんが、パッっと見ただけでは遺骨と分からないように運んだ方が無難です。
その場合、最も簡単なのが「風呂敷に包む」と言う方法。
金銭的な意味では風呂敷に包んで運ぶのがリーズナブルですが、持ち運びにくいという欠点があります。
遺骨を運ぶ専用のバッグ
[st-kaiwa2]遺骨を運ぶための専用のバッグもあります[/st-kaiwa2]
遺骨専用のバッグは特殊な品物のため、やや割高感がありますが持ち運びと言う意味では便利だと思います。
ネット通販で購入するか、葬儀社に尋ねてみてください。
骨壷は地域によって大きさが違います。
遺骨バッグを購入される場合、必ず骨壷のサイズを確認してください。
また、遺骨専用のバッグ以外で、遺骨が入る大きさの袋に入れて運ばれる方もおられます。
遺骨を運ぶのに最適なロゴスのバッグ
「葬儀を連想させる黒いバッグが嫌だ」と言う場合は、遺骨専用のバッグ以外の購入をオススメします。
アウトドアグッズを扱っているロゴスのバッグの大きさが丁度良いとのことで、遺骨を運ぶのに使う方がおられるようです。
確かに、このバッグならパッと見て遺骨が入っているとは分からないですね。
ロゴス迷彩柄に抵抗がある場合はこちらが良いかも。
遺骨を宅配便で送ることは出来る?
多くの宅配便では規約で遺骨の引き受けをしないと決めいるため、基本的に遺骨を宅配便で送る事は出来ません。
大切な遺骨ですので、なるべくご自身の手で運ばれることを優先して、郵送はやむを得ない選択肢として利用されることをお勧めします。
実際に送るとなった場合、骨壷の中に水が溜まって輸送途中に水が漏れ出てしまうことがあります。
特にお墓に長く埋葬していた骨壷を取り出した場合、中に水が溜まっていないか、ふたをあけて確認してから少し風通しを良い場所に置いてください。そのうえで、梱包する時は、水を吸うように布などを一緒に入れてください。
送り先がお寺やお墓の場合、事前に送る旨を伝えて受取が可能かどうかを確認してください。
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まとめ
電車や新幹線、飛行機と言った交通機関で遺骨を運ぶ機会はそうそうある事ではないかと思うのですが、ご自身の手で遺骨を長距離に渡って運ぶ必要がある時に参考にしていただければ嬉しく思います。
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