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勤労感謝の日の由来

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11月23日は勤労感謝の日です。みなさんは勤労感謝の日の由来ってご存知でしたか? 私は子どもの頃に「働いているくれている人に感謝する日」と教えてもらったような気がするのですが、調べてみると意外な事が分かりましたので、ご紹介します。

勤労感謝の日とは

勤労感謝の日ってどんな日?

勤労感謝の日は、国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年7月20日法律第178号)第2条によれば、「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことを趣旨としている。1948年(昭和23年)に公布・施行された同法により制定された。 

 Wikipediaより引用

ちょっと注目して戴きたいのが「生産を祝い」と言う一文です。どうやら働いている人に「いつもお仕事ありがとう」と言う意味は含まれていないようですよね。実はこれには理由があるのです。

新嘗祭(にいなめさい)が起源

勤労感謝の日のは天皇家の宮中行事である「新嘗祭」が起源なのです。新嘗祭は、天皇陛下が天照大神に新穀(新米)をはじめとする神饌を供える儀式。「収穫祭」とか「感謝祭」をイメージしていただければ良いかと思います。

ちなみに。新嘗祭の手順などは天皇から次期天皇へと口伝で伝えられ、一般の人は誰も見ることが出来ないそうです。

昔は新嘗祭が終わって、神様に新米を捧げるまでは誰も新米を食べなかったのだとか。

「新嘗祭」から「勤労感謝の日」に変わった理由

第二次大戦後、GHQの「神道指令」により、皇室関係の祭祀は祝日から外されてしまったため、新嘗祭は勤労感謝の日になったようです。

また、時代が進むにつれて、日本は農業だけでなく様々な産業が発展したため、収穫祭的な意味合いの強い言葉から「勤労」に対して感謝する日になったとも言われています。

勤労感謝の日の過ごし方

勤労感謝の日は、もともと新嘗祭だった……と言うことを理解した上で、現在浸透している趣旨「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」を実践されると良いかと思います。

妻は夫に、夫は妻に。あるいは、働く人全てに感謝の心を持つ。互いに「ありがとう」を言い合うなんて、極めて日本人らしい行事ではないかと思います。

そして、新嘗祭にふさわしく、美味しい新米も戴きたいものですね。

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