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キリスト教のお葬式のマナー。香典・挨拶・献花の手順。

献花 葬祭
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葬儀についての記事をいくつか書かせて戴きましたが、今回はキリスト教式でのお葬式のマナーです。

日本人は仏教を信仰している人が多く、キリスト教式でお葬式をする割合は全体の0.3%と言われています。

ですから「知らなくて当たり前」とも言えるのですが、お住まいの場所によっては、もっとキリスト教を信仰している方の比率が高いかも知れません。

キリスト教の葬儀に参列する場合、恥ずかしくない程度のマナーは把握しておきたいものです

ここではキリスト教のお葬式に参列する時に事前に準備するものや、当日知っておくべきマナーについてご紹介します。

キリスト教式のお葬式のマナー

キリスト教のお葬式

お香典(弔慰金)について

キリスト教の葬儀では「お香典」とは言わずに「弔慰金」と呼ばれます。金額の相場は一般的なお香典と同じです。

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  • のし袋は白無地の封筒を使ってください。
  • 「蓮の花」が印刷された物はNG。
  • 蓮の花は仏教式の葬儀にしか使えません。
  • 字架ユリの花が印刷された物があれば、それを使ってください。
  • のし袋の表書きは、どんな宗教にも使える「ご霊前」が無難です。

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キリスト教の宗派が分かっている場合、プロテスタントの場合は「お花料」。カトリックの場合は「ご霊前」と書きます。

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服装について

喪服

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一般的な葬儀の服装に準じてください。
数珠は必要ありませんから持っていかないようにしましょう。

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参考

[st-label label=”服装” bgcolor=”#FBC02D” color=”#FFFFFF”][st-card id=121 ]

葬儀の受付

葬儀の受付

受付の時にお悔やみの言葉とともに、弔慰金を渡します。
袋のままではなく弔事用のふくさや小風呂敷などに包んで行くのは、一般的な葬儀のマナーと同じです。

「このたびはご愁傷さまです」と一言添えましょう。

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  • お悔やみの挨拶では忌み言葉や仏教用語を使うのはNG。
  • 「お悔やみ」「成仏」「供養」「冥福」「往生」「弔う」「仏」などは仏教用語です。

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仏教のお葬式に親しんでいる方は、お悔やみの言葉の時に仏教用語が出てしまいがちです。うっかり口に出さないよう気をつけてください。

式次第で進行を確認しましょう

式次第で進行を確認する

式場では葬儀の進行プログラムが書かれた「式次第」という進行表が必ず配布されます。

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式次第を観ると葬儀の流れが事前に把握できるため、式次第を見ながら参列しましょう。式次第のプリントは受付時に配布されるか、式場の入り口、または席に置いてあります。

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お焼香の代わりに献花を供える

献花

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仏式ではお焼香をするのが一般的ですが、キリスト教の場合、参列者全員が白いカーネーションや菊などの生花を供える「献花」を行います。

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参列者が多く時間がかかりそうな場合は、献花を省略し全員で黙とうを捧げる場合もあります。

 

献花の流れ

  1. 順番が来たら祭壇に進み出てご遺族に一礼します。
  2. 花の部分が右側にくるようにして両手で係の人から花を受け取ります。
  3. 両手で持ったまま献花台の前に進み、祭壇に向けて一礼します。
  4. 根元が祭壇の方に向くよう右に回して花を持ち替えます。
  5. 両手で献花台の上に置きます。
  6. 深く一礼します。
  7. そのまま3~3歩下がりって遺族に一礼します。
  8. 席に戻ります。

分からない場合は前の方を見て真似してください。多少ののミスなら問題ありません。落ち着いてお花を捧げてください。

遺影写真や故人に対して手を合わせたり拝んだりはしない

遺影

式の途中で手を合わせる祈りの場面が多々あります。しかしキリスト教では祈りは神に向けて行うため故人に対して手を合わせたりはしません。

仏教のお葬式に慣れている方は、つい「手を合わせて拝む」と言う動作をしてしまいがちです。「故人には手を合わせない」と言う点はしっかり頭に入れておいてください。

まとめ

ポイント

キリスト教の信者でない人がキリスト教のお葬式に参列する時に必ず心掛けておきたいのは下記の3点です。

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  • 数珠を持たない
  • 仏教用語をつかわない
  • 遺影や故人に手を合わせたり拝んだりしない

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仏教のお葬式しか参列した事がない場合、キリスト教式のお葬式は少し戸惑う事があるかも知れませんが、死者を悼む気持ちは同じです。最低限のマナーを知り、弔慰を持って参列なさってください。

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