熟年離婚に繋がる4つの原因。50代夫婦の結婚生活を考える。

私は結婚して2人の子の母ですが、上の子は社会人。下の子が大学生になりました。

子育てが一段落して、夫婦2人で過ごす時間が増えてきたのを実感しています。

50代以降の夫婦にとって「仲良く夫婦生活を過ごす」って、重要なテーマではないでしようか？

[st-kaiwa2]夫婦で生きていくのなら、出来れば2人とも笑って暮らしたいですよね[/st-kaiwa2]

その一方で熟年離婚を選択するご夫婦も増えています。

50代を迎えた人間にとって「元気に過ごせる時間」は限られています。

熟年離婚に繋がる4つの原因

[st-kaiwa2]今回ご紹介する「熟年離婚に繋がる4つの原因」とは私が考えたことではなく、アメリカの心理学者、ジョン・ゴットマンが発表したことてす[/st-kaiwa2]

正確には「熟年離婚」だけでなく「離婚」全般に言われていることです。

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#f3f3f3″ color=”#000000″ margin=”0 0 20px 0″]ジョン・ゴットマンってどんな人？[/st-minihukidashi]

ジョン・ゴットマン（1942年4月26日生まれ）は、心理学の名誉教授であり、夫婦関係や結婚生活の安定性の研究で知られている。ゴットマンは科学的かつ直接的に夫婦の観察を行い、それを同僚が要約して論文として発表した。ゴットマンとその他の研究者らによるこうした研究の成果は、人間関係を害する行動を避けて人間関係を改善するためのカウンセリング活動に応用される基礎的根拠となっている

ウィキペディアより引用

ジョン・ゴットマンは、夫婦の言動をわずか5分間観察すれば、その夫婦が幸福になるか、離婚するかどうかを91％の確率で予測できると言っています。

ジョン・ゴットマンは夫婦関係の中には4つの地雷があると考えています。

ジョン・ゴットマンの言う批判、侮辱、言い訳、逃亡と言う4つの地雷は、そのまま夫婦の離婚のキッカケに発展すると言っても良いでしょう。

[st-kaiwa2]では1つずつ具体的に考えてみますね[/st-kaiwa2]

1　批判

一緒に暮らしているパートナーに対して批判ばかかりするのは論外ですが「私（俺）は大丈夫」と思っていても、日常会話の中で批判が含まれる言い回しをしてしまう事ってありませんか？

[st-marumozi-big fontawesome=”” bgcolor=”#F48FB1″ color=”#fff” radius=”30″ margin=”0 10px 10px 0″]批判めいた会話の具体例[/st-marumozi-big]

[st-cmemo fontawesome=”fa-user” iconcolor=”#42A5F5″ bgcolor=”#E3F2FD” color=”#000000″ iconsize=”200″]週末は久しぶりにコストコいかないか？[/st-cmemo]

[st-cmemo fontawesome=”fa-user” iconcolor=”#F06292″ bgcolor=”#FCE4EC” color=”#000000″ iconsize=”200″]でも暑い（寒い）し…それに駐車場、いつ行っても満車じゃない？　コストコって楽しいけど余計なこと買っちゃうよね。もうイオンでいいんじゃないの？[/st-cmemo]

[st-kaiwa2]では、どんな風に答えるのが正解なのでしょうか？[/st-kaiwa2]

「自分の考えを押し殺すのが良い」と言う訳ではありません。

ネガティブな言い回しを少しだけ変えてマイルドにするだけでも受け取る側の印象は随分違ってきます。

例えば…

[st-cmemo fontawesome=”fa-user” iconcolor=”#F06292″ bgcolor=”#FCE4EC” color=”#000000″ iconsize=”200″]週末は猛暑になるって言ってたし、駐車場に入れるのも大変だからイオンに行ってみない？　イオンであなたの新しい帽子を観たいと思ってたところなの[/st-cmemo]

こんな風に言い換えてみてはどうでしょうか？

相手を批判せずに自分の気持ちを伝えるにはネガティブな言葉が前に出ないようするのがポイントです。

2　侮辱

[st-kaiwa2]ジョン・ゴットマンは「皮肉たっぷりの言葉の連続は、相手を侮辱するもの以外の何物でもない」と言っています[/st-kaiwa2]

これは男性、女性に関わらずやってしまいがちな失敗です。

夫婦喧嘩にありがちなテーマですが「給料が低い」「お金がない」「家計のやりくりが下手」ということに関して、皮肉たっぷりの言葉をパートナーにぶつけてしまう事ってあるかと思います。

[st-cmemo fontawesome=”fa-user” iconcolor=”#F06292″ bgcolor=”#FCE4EC” color=”#000000″ iconsize=”200″]

今月も赤字になっちゃったわ…

[/st-cmemo]

[st-cmemo fontawesome=”fa-user” iconcolor=”#42A5F5″ bgcolor=”#E3F2FD” color=”#000000″ iconsize=”200″]

そりゃあ、お前のやりくりが下手だからだろ？　スーパーの惣菜ばかり買ってくるからだよ

[/st-cmemo]

[st-cmemo fontawesome=”fa-user” iconcolor=”#F06292″ bgcolor=”#FCE4EC” color=”#000000″ iconsize=”200″]

そもそもお給料がもっとあったら…

[/st-cmemo]

どこの家庭にもありがちな会話ですが、これがジョン・ゴットマンの言う「皮肉たっぷりの言葉の連続は、相手を侮辱するもの以外の何物でもない」と言うことなんですよね。

[st-kaiwa2]ここでポイントになるのは「皮肉たっぷりの言葉の連続」です[/st-kaiwa2]

「どちらが悪い」と言うのではなく、片方がどこかの時点で折れていれば「皮肉たっぷりの言葉の連続」はストップします。

3　言い訳

非難、侮辱、そして弁解や言い訳は、厳格な順位で並ばない。それらはリレー競走のように、バトンを渡し合い、夫婦がどこかでリレーをやめないかぎり、果てしなく続く。

ジョン・ゴットマン

[st-kaiwa2]3つめの項目の「言い訳」については改めてご説明するまでもないかと思います[/st-kaiwa2]

男性であれ、女性であれ「でも」と「だって」と言う言葉が出てきたら要注意。

パートナーから何か指摘を受けた時に「でも」「だって」で返してしまったら、どこまでも罵り合いが続いていってしまいます。

4　逃亡

彼は何も言わず、ただあらぬ方向へ目をやり、相手がどんなことを言おうが、聞く耳もたずの無感覚の石同然となる。

ジョン・ゴットマン

[st-kaiwa2]これはあくまでも私の偏見ですが「逃亡」に関しては男性の方がやってしまっている率が高い気がします[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa2]パートナーに背を向けてしまうと関係は破綻してしちゃいますよね？[/st-kaiwa2]

パートナーからの逃亡は離婚へと繋がるキッカケになります。

「そんな大げさ過ぎでしょ?」と思われるかも知れませんが、相手と向き合うことは人間関係を作っていく基本ですよね。

基本さえ出来ない関係は破綻するしかありません。

努力して、より良い夫婦関係を！

[st-kaiwa2]子どもに手が離れてからの夫婦生活って、多くの方が幸せな老後をイメージているかと思います[/st-kaiwa2]

「子どもの手が離れたら」「定年したら」と想像して、楽しい計画を考える方が多いようですが、最近は「結婚の満足度は結婚直後にピークを迎え、それを機に下がり続ける」なんて説も出ています。

[st-kaiwa2]実際、熟年離婚ってチラホラ聞きますよね…[/st-kaiwa2]

パートナーとの幸せな老後はふんわりした気持ちでいても成り立ちません。

せっかく生きていくのなら、毎日楽しく暮らしたいですよね。

私も他人事ではないな…と言うことで、主人と仲良く暮らしていけるように努力したいと思います。

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#4FC3F7″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″]中高年の気になること[/st-minihukidashi]

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