[st-kaiwa2]既婚女性の50代は人生が大きく変わる節目です[/st-kaiwa2]
結婚した年齢によってはまだ現役で子育て中の方もおられるかと思いますが「子育てが一段落したな…」と感じる方も多いのではないでしょうか?
子どもが成長して親元を離れていくのは喜ばしいことです。
我が子が進学や就職を機に「一人暮らししたい」と言い出すのって「今までやってきた子育てが成功した」とも言えます。
[st-kaiwa2]理屈ではそうなんですけど…ちょっぴり寂しかったりしますよね[/st-kaiwa2]
子育てが一段落した時に、母親が陥りやすいのが「空の巣症候群」です。
[st-kaiwa1]私自身も息子が就職を期に家を出た時、空の巣症候群に陥りました[/st-kaiwa1]
息子はマザコンでも何でもありませんでしたし、私も仕事をしているので実際に経験するまでは「自分には関係ない」と思っていただけに、正直ショックでした。
空の巣症候群の乗り切り方
空の巣症候群特有の「むなしさ」や「寂しさ」は内向的で完璧主義者の人ほど強く感じるそうです。
[st-mybox title=”メモ” fontawesome=”fa-file-text-o” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#fafafa” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
母親としての役割を終えた時、心に大きな穴が空いたような錯覚に陥り「何もしたくない」「何をしたらいいのか分からない」と言う無気力な状態に突入します。
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空の巣症候群は年齢的に更年期障害と混同される事があるのですが、婦人科の治療を受けても、むなしさや寂しさが全く改善されない時は空の巣症候群を疑ってみても良いかも知れません。
また、症状が酷くて自分一人でどうにもならない場合は心療内科を頼ってみるのもアリです。
[st-kaiwa2]辛くてたまらない時は1人で抱え込まないでくださいね[/st-kaiwa2]
空の巣症候群になりやすいタイプ
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#F48FB1″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″]空の巣症候群はこんな人がなりやすいそうです[/st-minihukidashi]
- 子どもの事を1番に考えてきた
- 専業主婦
- 趣味がない
- どちらかと言うと人付き合いが苦手
- 家族や夫婦の関係が上手くいっていない
- ストレスを発散するのが苦手
特に危ないのか専業主婦。真面目で家事や育児に一生懸命な人は要注意。
[st-kaiwa2]私の場合、パートですが仕事をしているので関係ないと思っていました[/st-kaiwa2]
自分を含めて周囲の人達を見ていると、空の巣症候群になる人は専業・兼業に関係ないような気がします。
私の個人的な意見ですが「夫婦よりも子ども優先」でやってきた家庭の主婦ほど、空の巣症候群になっているように思います。
「空の巣症候群」と言うと「過保護な親だからなる」とか「子どもしか生き甲斐のない寂しい女性がなる」といったネガティブなイメージが強いのですが、それって本当なんでしょうか?
[st-kaiwa2]なんだか決めつけられるのって嫌ですよね~[/st-kaiwa2]
空の巣症候群の具体的な対処法
空の巣症候群になった原因やキッカケ云々より私達が知りたいのは「どうしたら空の巣症候群から抜け出せるか?」って事だと思います。
[st-kaiwa2]残念ですが空の巣症候群の特効薬はありません[/st-kaiwa2]
自分に合った方法を試行錯誤するしかないのですが「こんな方法もありますよ~」って方法をご紹介します。
仕事やボランティア活動をする
[st-kaiwa2]家にいるとどうしても湿っぽくなっちゃいますよね[/st-kaiwa2]
メモ
外出する気になれないかも知れませんが、新しく仕事を初めてみたり、ボランティアに参加することで気持ちが変わってくるかも知れません。特に専業主婦の方にはオススメです。
ガッツリ働かずに短時間パートだったとしても、自由になるお金が増えれば息抜きがしやすくなるかと思います。
「この年で今さら雇ってくれるところなんて無いし…」とイマイチその気になれない場合はボランティアがオススメです。
公共施設では常にボランティアを募集しています。
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#f3f3f3″ color=”#000000″ margin=”0 0 20px 0″]ボランティアの一例[/st-minihukidashi]
- 図書館での読み聞かせ
- 病院等の案内
- 公園の清掃
- 子ども食堂のスタッフ
- 育児支援施設のスタッフ
予定が詰まってしまえば、嫌でも外出する事になりますし、何より「ありがとう」と家族以外の人から感謝されると生活に張り合いが出てきます。
新しい習い事にチャレンジする
空の巣症候群にやりやすいタイプ「趣味がない」と言う項目がありますが、実際は趣味がある人だって空の巣症候群になんですよね。
趣味を持っていても、それが生活のサイクルに組み込まれているものだと刺激としては弱過ぎます。新しい習い事をはじめる事で、単調な生活に刺激を与えてください。
メモ
特にお子さんが進学のために家を出た方の場合、我が子と同じように慣れない環境であたらしいことを学ぶ体験は同じように授業を受けて生活している子どもの気持ちに寄り添うのにも役に立ちますよ。
身体を動かす
[st-kaiwa2]気持ちが沈みがちな時って、無理やりでも身体を動かす方が良いみたいです[/st-kaiwa2]
ヨガ、サイクリング、ウォーキング、ポケモンゴースポーツクラブへの入会等、自分にで出来そうな事なら何でもかまいません。
[st-kaiwa2]私の周囲には女性専用クラブのカーブスや、時間の縛りが無い24時間ジムに入る人が多いですね~[/st-kaiwa2]
身体を動かすことにで気持ちが晴れやかになり、体調を整えるだけでなく、ダイエットにも役立つので一石二鳥ですよ。
旅行してみる
[st-kaiwa2]旅行は効果バツグンの方法です[/st-kaiwa2]
ある程度の日数を確保してゆっくり旅に出るのが理想ですが、無理な場合は一泊二日の小旅行でも楽しいですよ。
メモ
ご主人と、または女友達と一緒に出掛けるのも良いですが、お一人様でも大丈夫な方は思い切って一人旅をオススメします。
全く違い環境に身を置くことで気持ちの切り替えが期待出来ます。
断捨離してみる
[st-kaiwa2]50代って、まだまだ老人とは言えない年齢ですが、終活を考えても良い頃だと思います[/st-kaiwa2]
子どもが小学校時代に使っていた教科書まで置いちゃってませんか?
メモ
思い出を取っておくのは大切なことですが、部屋を片付ける事で気持ちの整理をする事が出来ます。家の片付けって、いつかはしなければらない事です。この機会にやっちいましょう!
夫とデートしてみる
[st-kaiwa2]家族って結局は夫婦なんですよね[/st-kaiwa2]
夫と出掛ける回数を増やしてみてはいかがでしょうか?
若い頃のようなデートは無理でも、ちょっとたお出掛けなら大丈夫ですよね。
例えば…
- 2人で飲みに行ってみる
- 景色の良い場所にドライブ
- 滅多に行かないカフェに行ってみる
- お互いの思い出の場所を探訪する
- 夜のお散歩に出かけてみる
特別な事じゃなくてもいいんです。
今さら夫と燃え上がるような恋…とはいかないかと思いますが、これから先、夫の定年後の生活を考えると、今のうちからお互いを慈しみ合う関係を作っておくのはアリです。
自分を甘やかしてみる
[st-kaiwa2]女性はいくつになってもお洒落が好きですよね[/st-kaiwa2]
元気になれない時は徹底的に自分を甘やかしてお洒落に勤しんでみてください。
例えば…
- 新しい靴や洋服を買う
- ヘアスタイルを変える
- 地元のスーパー銭湯や岩盤浴に行く
- マニキュアやペでキュアをしてみる
特にオススメなのは「髪の色を変えること」です。今までカラーリングをしたことの無い人の場合は染めてみてください。
既にカラーリングされている方は今まで使ったことのない色に挑戦してみたください。
[st-kaiwa2]髪の色が変わると似合う服も変わるのでワクワクしますよ~[/st-kaiwa2]
ブログやツイッターをはじめてみる
専業、兼業に関わらず。女性は家庭を持つと外の世界との繋がりが薄くなってしまいます。
メモ
毎日仕事に行っていたとしても、そこで出会うのは「いつもの顔ぶれ」なんですよね。しかも、同僚とは仕事で繋がっているだけなので一歩引いた関係になりがちです。
ブログやツイッターで自分の気持ちを書いてみたり、仲間を作ってみてはいかがでしょうか?
会った事さえない人達と、ささいな事でキャッキャするのって想像するより楽しいものです。
ブログやツイッターというと、「なにか特別な技能を持っていたり、パソコンやスマホに強い人がはじめるもの」と思っておられる方も多いかと思いますが、やってみると案外どうにかなるものです。
空の巣症候群の時にやってはいけないこと
空の巣症候群になってしまった時に、絶対にしてはいけないことをお伝えしておきます。
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#F48FB1″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″]絶対にやっちゃ駄目![/st-minihukidashi]
寂しいからと言って、しょっちゅう子どもに電話やLINEをしてみたり「たまには帰っておいで」と帰省を押し付けたりするのは、絶対にしてはいけません。
ちょっとよく考えてみてください。
子ども達だって慣れない環境で頑張っているのです。親が感じるほどの寂しさを子どもが感じている訳ではありませんが、それでも「全く寂しくない」って訳ではないのです。
[st-kaiwa2]一人暮らしの経験がある方なら分かりますよね?[/st-kaiwa2]
親として、ここは子どもの巣立ちを見守るべきところです。
子どもが無事に巣立っていくと言うことは子育て成功の証です。どうか自分の子育てを誇ってください。
我が子の負担にならないように
[st-kaiwa2]子どもの一人立ちって本当に寂しいですよね[/st-kaiwa2]
子どもが1人前に成長して巣立って行った後は、子どもの負担にならいように暮らしていく事を考えていきましょう。
子どもに心配をかけないためにも、毎日楽しく暮らしたいですね。
[st-kaiwa2]私もまだ模索中ですが一緒に頑張りましょうね[/st-kaiwa2]
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