梅雨時期ってお風呂のカビが気になりませんか? お風呂ってただでさえカビが発生しやすい場所。梅雨に突入したとたん、お風呂がカビのパラダイスに……なんて事も。今日はお風呂のカビ対策について調べてみました。
カビは多細胞の微生物の一種。お酒やお味噌、チーズの発酵などに必要な微生物の仲間です。空中に漂う胞子が水分を吸収して発芽し、汚れを餌にして糸状になり、菌糸が枝分かれして成長していきます。
お風呂のカビと戦う!
お風呂にカビが生えやすい理由
お風呂にカビが生えやすいのは、カビにとってお風呂がパラダイスだからに他なりません。お風呂はカビにとって暮らしやすい環境なんです。
1 お風呂の室温は20度~30度。カビが繁殖しやすい温度と同じ
2 お風呂の湿度は80%~100%。カビの発芽に必要な水分たっぷり
3 お風呂には石鹸カスや人の垢など、カビの栄養になるタンパク質がたっぷり
……と言うことは。この理由を断つことでカビの発生を防ぐ事が出来るのです。
1 お風呂の温度を下げる
2 お風呂を乾燥させる
3 お風呂の中のタンパク質の除去
お風呂のカビを予防する日々の実践
カビが発生しないためには日々のど利欲が必要です。こまめな対策は意外と効果的なんです。
お風呂の残り湯を桶で洗い場の壁や床にかけて、シャンプーや石鹸が飛んだ場所に流します。
→タンパク質の除去
熱め(45度以上のシャワーをかける)
→カビが死滅します
シャワーで水を壁や床にまく
→温度を下げる
最後に窓を開けるか換気扇をかけて乾燥
→お風呂を乾燥させる
余力があれば壁やや床の水分を拭き取る
→乾燥させる
お風呂のカビを予防するためのひと工夫
日々の対策とは別に余力があれば試していただきたい事をご紹介します。
・週に1回、薬局で売っている「消毒用エタノール」をスプレーボトルに入れて、壁面や天井などカビの生えやすい場所にスプレー
・タイルの目地にロウを塗って撥水加工
それでもカビが生えてしまった場合
市販のカビ取り剤で掃除をするのが手っ取り早いのですが、カビ取り剤を使っての掃除にもコツがあります。
長時間置くのが良いとれさてますが、スプレーした場所をラップで覆うと、カビ取り効果がアップします。
カビは生えてしまう前に予防するのが大切です、入浴後のちょっとした作業で、かなりのカビを防ぐ事が出来るので1度おためしください。
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